政治経済レポート:OKマガジン(Vol.181)2008.12.8

麻生首相の失言が止まりません。7日は「労働は罰だ」と発言。意味不明です。トップの姿勢は組織に伝播します。自民党幹部が「小渕優子氏は子供を産んだから少子化担当大臣になれた。最近の若者は子供をつくる努力が足りない」との暴言。 …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.180)2008.11.25

小学生の頃、両親から「漫画ばっかり読んでいると、漢字が読めなくなっちゃうぞ」と言われていたことを思い出す今日この頃。ところが最近、小学生の間で「漫画ばっかり読んでいると、総理になっちゃうぞ」というブラックユーモアが流行っ …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.179)2008.11.5

オバマ氏が大統領に当選しました。祝意を表したいと思います。4年前の民主党大統領候補指名大会(ボストン)に出席しましたが、その際、壇上で演説していたのは上院議員の「候補」であったオバマ氏(当時は州議会議員)。アッという間に …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.178)2008.10.26

今年もあと1週間。秋以降に経済情勢が激変し、夏までとそれ以降の印象がずいぶん異なる1年となりました。北京オリンピックが今年開催されたことが幻のように感じられます。来年は良い年にしたいとは思いますが、とても楽観できる状況で …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.178)2008.10.26

前号に引続き、金融危機についてお伝えします。10月中は週単位の目まぐるしい展開となりましたが、問題の本質を見極め、誤りなき対応に腐心しなければなりません。少々長いですが、最後まで読んで頂ければ幸いです。 1.ウィークエン …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.177)2008.10.7

金融危機が深刻化しています。各国の対策などによって金融市場や金融システムの動揺が小康状態になることも考えられますが、本格的な解決には2~3年かかりそうです。 1.百年に一度の危機 先週末、米国で金融安定化法が成立しました …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.176)2008.9.24

第170回国会が開会しました。「麻生太郎首相vs小沢一郎代表」の総選挙が間近に迫っていますが、米国の大統領選挙も11月4日。日米とも内政、外交に課題山積の中、11月には日米の新しい「顔」が誕生しています。 1.高みの見物 …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.175)2008.9.6

福田首相の突然の辞任表明には唖然、愕然、呆然。コメントすると長くなるので止めます。日本経済は深刻な危機に陥りつつあり、悠長に次の首相を決めている場合ではないでしょう。喧騒に惑わされず、経済政策に関する考察と検討を深めたい …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.174)2008.8.21

臨時国会開会は9月になりそうです。北京五輪が終わると、国内政治は緊迫ムードが高まると思いますが、内政、政局のみに囚われることなく、日本を取り巻く国際情勢も注視しなくてはなりません。 1.蚊帳の外 先月29日、WTO(世界 …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.173)2008.8.3

内閣改造が行われました。新内閣の最優先課題は景気対策であり、その手腕を注視したいと思います。もっとも、景気対策は首相自らがリーダーシップを発揮して決断できることです。新内閣での検討を待たなくてはならないところに、一抹の不 …