政治経済レポート:OKマガジン(Vol.252)2011.11.28
前号に続いてテーマは欧州財政危機。ドイツ国債の札割れ(応札額が入札額に届かない状態)、EU(欧州連合)共同債構想など、欧州財政危機は深刻さを増しています。欧州委員会(EU政府)の調査によれば、EU市民は「経済・金融危機は …
前号に続いてテーマは欧州財政危機。ドイツ国債の札割れ(応札額が入札額に届かない状態)、EU(欧州連合)共同債構想など、欧州財政危機は深刻さを増しています。欧州委員会(EU政府)の調査によれば、EU市民は「経済・金融危機は …
ギリシャの財政危機はイタリアにも波及。両国とも首相の進退が問われるなど、事態は政治も揺るがしています。ギリシャ国債の金利は30%以上に急騰、イタリア国債の金利も「危険水域」と言われる7%近くまで上昇。欧州財政危機を「対岸 …
1.適正水準は90円前後 円高が加速しています。連日の最高値更新で、輸出企業はさらに厳しい状況に追い込まれています。 政府高官は「過度の円高には断固とした措置をとる」と繰り返し発言していますが、逆に言えば、「断固とした措 …
欧州財政危機がさらに深刻化しています。火元のギリシャでは金融機関預金が年初来1割減少。海外に流出しているようです。10月9日、金融大手デクシア(フランスとベルギーが拠点)が破綻。欧州財政危機は、PIIGS(ポルトガル、イ …
予算委員会が始まり、野田内閣としての本格的な国会論戦がスタート。内閣が頻繁に交代したことを反省しつつ、日本を取り巻く環境、日本が直面している課題等について、改めて熟考してみたいと思います。 1.微妙な舵取り 世界は動いて …
新体制の下では議会側に戻り、拉致問題特別委員会委員長、財政金融委員会委員、予算委員会委員として仕事をします。前号に続いて、為替問題についてお伝えします。 1.断固たる意思表示 世界の主要国が自国通貨安を競う「通貨戦争」が …
新しい代表が野田佳彦議員に決まり、まもなく新体制がスタート。東日本大震災の復興、原子力発電所事故の収束、景気回復、財政再建、社会保障改革。いずれも待ったなしの課題です。新体制でさらに努力し、成果を上げなくてはなりません。 …
世界同時株安に揺れた先週の株式市場。5日には米格付会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が米国債を格下げ。1941年に米国債が最上位AAA(トリプルA)に格付されて以来70年目、初の格下げです。週明けの世界 …
2次補正予算が成立しました。まもなく、東日本大震災の復興基本方針も決定します。被災地復興に向けて、次は本格的な3次補正予算を編成することになります。避難所と仮設住宅の生活支援、被災地の医療・介護インフラの復旧など、課題は …
「なでしこジャパン」がスウェーデンに快勝。このメルマガを読んで頂く頃には米国との決勝戦が終わっているかもしれませんが、「なでしこジャパン」には頑張ってほしいですね。地震、津波、原子力発電所事故。大災害のことを考えると沈鬱 …