政治経済レポート:OKマガジン(Vol.175)2008.9.6

福田首相の突然の辞任表明には唖然、愕然、呆然。コメントすると長くなるので止めます。日本経済は深刻な危機に陥りつつあり、悠長に次の首相を決めている場合ではないでしょう。喧騒に惑わされず、経済政策に関する考察と検討を深めたい …

【第74号】弘法大師の生涯8(入定後の空海)

皆さん、こんにちは。お盆もすぎましたが、まだまだ暑い日が続きます。くれぐれもご自愛ください。弘法大師の生涯をお伝えしている今年のかわら版。今月は入定(にゅうじょう)後の空海です。 五筆(ごひつ)和尚 承和三年(八三六年) …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.174)2008.8.21

臨時国会開会は9月になりそうです。北京五輪が終わると、国内政治は緊迫ムードが高まると思いますが、内政、政局のみに囚われることなく、日本を取り巻く国際情勢も注視しなくてはなりません。 1.蚊帳の外 先月29日、WTO(世界 …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.173)2008.8.3

内閣改造が行われました。新内閣の最優先課題は景気対策であり、その手腕を注視したいと思います。もっとも、景気対策は首相自らがリーダーシップを発揮して決断できることです。新内閣での検討を待たなくてはならないところに、一抹の不 …

【第73号】弘法大師の生涯7(晩年と入定)

皆さん、こんにちは。夏本番ですね。くれぐれもご自愛ください。弘法大師の生涯をお伝えしている今年のかわら版。今月は空海の晩年です。 十住心論と秘蔵宝鑰 天長七年(八三〇年)、淳和(じゅんな)天皇が仏教各宗派に対して、それぞ …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.172)2008.7.20

今日はNHKの「日曜討論」に出演させて頂きました。経済問題が主なテーマであり、原油高騰による第一次産業、企業や家計への影響などについて議論しました。折しも、内閣府が成長率見通しを下方修正し、日銀が物価見通しを上方修正。ス …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.171)2008.7.5

洞爺湖サミットが始まりますが、経済、資源、環境、人権など、懸案は山積しています。巨額の経費を投じて開催する会議ですから、意味のある合意がなされることを期待します。しかし、そういう場で日本がリーダーシップを発揮できるかどう …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.170)2008.6.24

国会が閉会しました。とは言え、年金、医療、介護、景気、財政など、さまざまな分野で難問山積。引き続き、諸課題の解決に向けて職務に精励します。日本の改革が遅々としている間に、国際情勢は政治も経済も大きく転換しています。時代の …

【第72号】弘法大師の生涯6(円熟期の業績)

皆さん、こんにちは。梅雨の季節になりました。くれぐれもご自愛ください。弘法大師の生涯をお伝えしている今年のかわら版。今月は、円熟期の業績についてです。 満濃池(まんのういけ) 弘仁九年(八一八年)、四十五歳の時に高野山を …

政治経済レポート:OKマガジン(Vol.169)2008.6.10

先週、後期高齢者医療制度廃止法案が参議院で可決されました。僕も提案者として答弁させて頂きましたが、衆議院でも是非審議をしてほしいと思います。閣僚と野党議員がそれぞれ答弁に立つ国会は、今までになく生産的な議論が行えるという …