政治経済レポート:OKマガジン(Vol.251)2011.11.9
ギリシャの財政危機はイタリアにも波及。両国とも首相の進退が問われるなど、事態は政治も揺るがしています。ギリシャ国債の金利は30%以上に急騰、イタリア国債の金利も「危険水域」と言われる7%近くまで上昇。欧州財政危機を「対岸 …
ギリシャの財政危機はイタリアにも波及。両国とも首相の進退が問われるなど、事態は政治も揺るがしています。ギリシャ国債の金利は30%以上に急騰、イタリア国債の金利も「危険水域」と言われる7%近くまで上昇。欧州財政危機を「対岸 …
2011年、筆者の国会事務所に研修生として受け入れた米国財務省職員、アダム・マシュー・ポジー氏との対談。「日米の政策の第一線を担う者同士の貴重な対談。日米関係を考えるうえで示唆に富んでいる」(田原総一郎氏)との評も得た著 …
1.適正水準は90円前後 円高が加速しています。連日の最高値更新で、輸出企業はさらに厳しい状況に追い込まれています。 政府高官は「過度の円高には断固とした措置をとる」と繰り返し発言していますが、逆に言えば、「断固とした措 …
皆さん、こんにちは。日本仏教と聖徳太子の生涯がテーマの今年のかわら版。今月は遣隋使が持参した国書に記された日出ずる処の天子の背景についてです。 小野妹子 六〇三年(太子三十二歳)の官位十二階、六〇四年(同三十三歳)の十七 …
欧州財政危機がさらに深刻化しています。火元のギリシャでは金融機関預金が年初来1割減少。海外に流出しているようです。10月9日、金融大手デクシア(フランスとベルギーが拠点)が破綻。欧州財政危機は、PIIGS(ポルトガル、イ …
予算委員会が始まり、野田内閣としての本格的な国会論戦がスタート。内閣が頻繁に交代したことを反省しつつ、日本を取り巻く環境、日本が直面している課題等について、改めて熟考してみたいと思います。 1.微妙な舵取り 世界は動いて …
皆さん、こんにちは。日本仏教と聖徳太子の生涯がテーマの今年のかわら版。今月は聖徳太子の偉業である遣隋使、冠位十二階、十七カ条憲法についてです。 日本書記と隋書倭国伝 朝鮮半島や大陸の国際情勢に対応しつつ、仏教や律令制度の …
新体制の下では議会側に戻り、拉致問題特別委員会委員長、財政金融委員会委員、予算委員会委員として仕事をします。前号に続いて、為替問題についてお伝えします。 1.断固たる意思表示 世界の主要国が自国通貨安を競う「通貨戦争」が …
新しい代表が野田佳彦議員に決まり、まもなく新体制がスタート。東日本大震災の復興、原子力発電所事故の収束、景気回復、財政再建、社会保障改革。いずれも待ったなしの課題です。新体制でさらに努力し、成果を上げなくてはなりません。 …
皆さん、こんにちは。日本仏教と聖徳太子の生涯がテーマの今年のかわら版。今月は聖徳太子の師である慧慈と覚哿についてです。 高句麗僧・慧慈(えじ) 五九四年、太子の下で三宝(仏・法・僧)興隆の詔(みことのり)が発せられ、倭国 …